相続のことを考えた

僕は農家の両親のもとに産まれました。 小さいころから家の手伝いをしていたため農家の仕事をやるのが嫌になって就職をしてしまいました。 今でもその判断は間違っていないと思っています。 でも、親は僕に家を相続してもらいたいらし […]

僕は農家の両親のもとに産まれました。

小さいころから家の手伝いをしていたため農家の仕事をやるのが嫌になって就職をしてしまいました。

今でもその判断は間違っていないと思っています。

でも、親は僕に家を相続してもらいたいらしく会って話すたびに喧嘩をしています。

しかし、最近自分の同級生の親がなくなってからは考え方が変わりました。

その同級生は僕と同じように農家を嫌がっていたのですが、家を守るためにも相続を決意したようです。

その友達から話を聞いていると自分も考え直さなければと思うようになりました。

今では、休みの日にちょくちょく家の仕事を手伝うようになりました。

父親もそのことを嬉しく思っているようで笑顔が増えました。

農家も案外悪くないかも知れません。

いつも時間に追われている会社員とは違って自分で都合もつけられますしね。

これからはもう少し農家のことについて真剣に考えていきたいと思います。

僕の実家では、代々伝統があるお酒を作っています。

僕は小さいころからお店に並んでいる自分の家で作ったお酒をみては友達に自慢していました。

そのため、僕も大きくなったら酒作りをしたいと思っていたのです。

高校を卒業して自分の家の仕事をするようになったのですが、酒作りは考えていた以上に難しく、何度か挫折しそうにもなりました。

でも、そのまま努力をしてなんとか仕事がひとりでできるくらいにまで成長することができました。

しかし、父親からするとまだまだ僕は未熟者です。

父には「お前に相続しても安心できるくらいまで成長してもらわなきゃ困る」と言われています。

父親も一人前にまるには10年以上かかったようです。

僕はその父親の期待に答えるために頑張りたいです。

もし、僕が酒蔵を相続して経営をするようになったらいままでとはまったく違うお酒の開発も夢に描いています。

自分の代でもっともっとうちの酒が有名になったら良いな。