実家の相続

僕は長男だったのですが、家を出て県外で暮らしていました。 最初は家が農家であることが嫌だったのが原因です。 休みの日になると手伝いをさせられてそのことが嫌だったのです。 父はすごく働き者だったので休むことなく毎日のように […]

僕は長男だったのですが、家を出て県外で暮らしていました。

最初は家が農家であることが嫌だったのが原因です。

休みの日になると手伝いをさせられてそのことが嫌だったのです。

父はすごく働き者だったので休むことなく毎日のように畑や田んぼに出ていました。

しかし、そんな父が先日亡くなってしまいました。

ようやく家に帰る予定を立てていたのに突然です。

まだ父にはどう農業経営をしていけばいいのか聞きたいことが山ほどありました。

僕は家を継ぐことを考えていたのです。

父が守ってきたものを相続してやっていくつもりです。

相続した土地や財産を無駄にしないように努力が必要です。

まずは、農業の研修などをして知識や技術を学びたいと思います。

母には経営のことや近所の農家の人のことを少しずつ教わっていくつもりです。

いつか僕は父を超えるような大規模な農家に成長したいと思います。

母は父親よりも先になくなってしまいましたが、父は母がいなくなってからも農業を続けていました。

その仕事ぶりには近所からも評判でした。

しかし、最近重い病気で父が倒れてしまいました。

お医者さんが言うにはあと一週間もつかどうかだそうです。

僕はその話を電話で聞きすぐに兄弟にも連絡を取って病院に向かいました。

兄弟みんなが集まったところで今後のことや相続のことを話し合いました。

父が守ってきた土地や家を相続する人が必要だからです。

もし、相続をしなければ父や母の思い出の場所がなくなってしまいます。

でも、僕達兄弟は農業のことも家のこともどういった状況になっているのか分かりませんでした。

その中で相続のことを話すことは難しいのでいろいろとそのへんのことを役所などに行って調べることにしています。

今ではこんなことが起こらないように話をしておくべきだったと後悔しています。